科は <生物・分類・雑誌>
生物分類学上の一階級であって、基本的には目と属の中間に位するが、目が亜目に、またさらに上科superfamilyなどに分割されるときは、その下位になり、科内に亜科subfamilyあるいは族などの階級が置かれるときはその上位になる。
科は1属のみで形成される場合もあるが、多くの場合2ないし多数の属の集合から成り立っており、その特徴となる形質もそれぞれの生物群によって多様であるから、生物全体としてみればかならずしも同等の段階にあるとはいえないが、一般に各科内に含まれる生物は他科のものと異なる共通した明らかな特徴を備えている。
その意味で、科は概して系統的に互いに類縁をもつ属を集合した自然群であるといえるであろう。
同じ科に属する生物が外見からも類似を感じさせることが多いのも事実である。科の学名は、そこに含まれる属のうち代表的な1属の属名に、一定の語尾をつけて形成される。
動物の場合には-idae、植物の場合には-aceaeがこの語尾で、たとえばイヌ科Canidaeはイヌ属Canis、アゲハチョウ科Papilionidaeはアゲハチョウ属Papilio、スミレ科Violaceaeはスミレ属Viola、ユリ科Liliaceaeはユリ属Liliumに由来し、名称の命名者は省くのが原則である。
ただし、植物では古くからの慣用でキク科Compositaeやアブラナ科Cruciferaeのように規約に拘束されない名称もある。
科の概念は属よりもあとになって生じてきたもので、初めは目としてあげられた名のなかに科に相当するものがあり、目と科の区別が明瞭でない時期もあった。
研究が進展するにつれ種々の特徴がみいだされ、従来の科が分割され、あるいはさらに上位に格づけされるような場合も少なくない。
科は1属のみで形成される場合もあるが、多くの場合2ないし多数の属の集合から成り立っており、その特徴となる形質もそれぞれの生物群によって多様であるから、生物全体としてみればかならずしも同等の段階にあるとはいえないが、一般に各科内に含まれる生物は他科のものと異なる共通した明らかな特徴を備えている。
その意味で、科は概して系統的に互いに類縁をもつ属を集合した自然群であるといえるであろう。
同じ科に属する生物が外見からも類似を感じさせることが多いのも事実である。科の学名は、そこに含まれる属のうち代表的な1属の属名に、一定の語尾をつけて形成される。
動物の場合には-idae、植物の場合には-aceaeがこの語尾で、たとえばイヌ科Canidaeはイヌ属Canis、アゲハチョウ科Papilionidaeはアゲハチョウ属Papilio、スミレ科Violaceaeはスミレ属Viola、ユリ科Liliaceaeはユリ属Liliumに由来し、名称の命名者は省くのが原則である。
ただし、植物では古くからの慣用でキク科Compositaeやアブラナ科Cruciferaeのように規約に拘束されない名称もある。
科の概念は属よりもあとになって生じてきたもので、初めは目としてあげられた名のなかに科に相当するものがあり、目と科の区別が明瞭でない時期もあった。
研究が進展するにつれ種々の特徴がみいだされ、従来の科が分割され、あるいはさらに上位に格づけされるような場合も少なくない。
update:2010年02月21日
